今年のコロナ騒動で備蓄に目覚めた話です。
コロナ騒動の時の様子や思ったことを書いています。
コロナでトイレットペーパーがなくなった!
2020年2月28日。
この日、日本中のスーパー、ドラッグストアからトイレットペーパーが姿を消しました。
理由はtwitterで「トイレットペーパーが品薄になる」という情報が広がったから。
私はこの日買い物に出ておらずネット上で知ったのですが、まあ、一部の地域だけだろうと軽くスルー。
とりあえず明日様子だけ見に行ってみることにしてあまり気にしていませんでした。
しかし、朝見に行ってびっくり。本当にない。
みんな困惑の目でからっぽの棚を見つめてました。ほかの店舗やスーパーも回りましたがどこも同じ状況。
ちなみにネットスーパーはどうかと家に帰ってサイトを見てみたものの、売り切れなのか販売停止なのか、検索しても出てこない…。
ついこの間まであんなにたくさんあったのに…!みんな見向きもしていなかったのに…!
幸い2週間ほど前に1パック買っており、すぐに必要というわけではなかったのでしばらく様子を見ることに。
でもそれだって1パック。
いざとなったら布とか新聞紙とかでなんとかするけど、処分大変だし、お金かかるし、本当にいざというときの対処方法じゃないか…。と毎日悶々。
いつ復活するかわからない状態なのに12ロールで乗り切れるのかとても不安でした。
すぐに回復すると思われたが…
その後すぐにtwitterの発信はデマ、メーカーの在庫は十分とテレビでも報道され、事態は落ち着くかと思われました。
しかし状況は変わらず。
トイレットペーパーを買うために開店前からドラッグストアに並ぶ人の様子がワイドショーなどで放送されました。
ちょうど外出自粛でリモートワーク、小中高の臨時休校などが重なり、家にいることが増えていました。
なのでより必要としている人も多かった。(だからこそのデマ拡散だったとも言えますけど)
通常より多く配送が手配されていたそうですが、かさばるのでなかなか多くは運搬できないですし、お店におけるスペースも限られています。需要にまったく追い付いていませんでした。
必要なのにない。いつ回復するかわからない。
普通の状態に戻るのに1か月
結局私が買えたのは2週間以上経過してから。
お昼ごろドラッグストアに行くと棚に半分くらい並んでいてなんとか1パック入手。
でもみんな買っていくのですぐに品薄になっていました。
その後も動向を観察するためドラッグストアに用事があるたびにトイレットペーパーの棚をチェック。
でも夕方に行くといつもなく、会社勤めの方など買いに行ける時間が遅い人たちには厳しい状況が続いていたように思います。
いつ行ってもあるという状態になったのは、1か月が経とうかという3月の終わりだったでしょうか。
物がなくなって心の余裕もなくなった
品薄時の買い占め、買いだめはよくないです。けれど、これは責められないなとも思いました。
マスクの時もそうでしたけど今回は未知のウイルスのせいで余計に周りが見えていない人も多かったと感じます。
私も普段トイレットペーパーのことなんて考えもしませんでしたけど品薄になってからは本当に心配で何度トイレットペーパーのことを思い出したかわからないです。。。
買い占めはよくないし問題になっていましたが、一定数パニックになってしまう人がいるのは仕方がないと思いました。
まあ、あとになってみればという感じですけどね。
私も当時はテレビで行列の様子とか、ネットで”トイレットペーパーのために店をはしごする人々”なんていうのを見たときは「なんでたくさん家にあるのに買うの!?」と、かなりもやもやしました…。
でも、もしかしたら買いに行った人の中には家族が多くてたくさん買う必要があったとか、何か事情があったかもしれませんよね。
物がなくなると心の余裕もなくなると実感した出来事でした。
なるべく穏やかに過ごすために
コロナで生活様式まで変わり、災害以外にも(コロナも災害といえば災害ですけど)突然当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなるんだなと身に沁みました。
そして備えていたら気持ちに余裕も持てるのではないかなと。
いままで部屋がせまいことや、ちょっとお金がかかることからなかなか踏み出せずにいましたが、このコロナ騒動でちゃんと備蓄しよう!と決意するきっかけになりました。
節約しながら少しずつの備蓄になりますが、商品が豊富にあるいまのうちから備えていこうと思います。